Symposium

座談会

新入社員 × 若手の先輩

入社して2ヶ月の新入社員が、若手の先輩社員に会社のこと、
仕事について色々と質問しました。
今回、参加してくれたのは木材部門の皆さんです。

新入社員 先輩社員
K.A

木材部の業務内容について教えてください

S.Y
S.Y:木材部はロシアから木造住宅用の建材やフローリングといった内装材を仕入れて、日本全国で販売しています。ロシア国内の数十の工場と取引していて、契約の段階から現地工場と直接交渉できるのも大陸貿易の強みです。私は主に住宅メーカーさんに建材を販売しています。
O.T
O.T:私は仕入れに際しての現地との連絡が主な仕事ですね。工場によって出荷の頻度がかなり違うので、週一回1コンテナぐらいしか出荷しないところもあれば、月で100とか200コンテナぐらい出すところもあります。なので毎日出荷を考えないといけない。どこにどれだけ何を送るかを決めないといけないんですね。そして送るためにはそれぞれの港が何が欲しいかわかっている必要があります。生産計画を作って渡して、要望に沿って送っていく。そして、また要望をもらってというサイクルになっています。ただ1ヶ月程度で市況はどんどん変わっていくのでチェックする必要がありますね。
K.Ar
K.Ar:どんなふうにチェックするんですか?担当者から次はこれが欲しいと連絡がくるとか?
O.T:基本的に自分で確認する必要があります。営業所に頻繁に電話かける。本社に販売担当の人がいれば、その人にきいて。どんなアイテムが欲しくて、今何が一番売れてて何が売れなくなってきているという情報を彼らから集めます。
ただ難しいことに情報だけでなく、マーケットをある程度読むことも必要で、究極的にいうと勘だよね。半分エビデンス、半分勘、ギャンブラーみたいなもんだよね笑

では次に出張・駐在について教えてください。

K.T
K.T:私は2年目で出張に行きました。ほぼ1ヶ月いました。その出張が大陸貿易にとっても、コロナ以降の久しぶりの出張だったんで、上司ともうひたすら回れるところは回るぞって工場をたくさん回りましたね。かなり過密なスケジュールでした。
S.Y:何社くらい回ったの?
K.T:8社くらいでしょうか
K.Ar:工場に行って何を見るんですか?
K.T:設備を見てます。設備とか使ってる機械とかしばらく見ていないうちに違うものを入れてたりとか、どんどん現状に合わせて対応していく必要があります。あとは対面で会ってお話しできるのも大事ですね
K.A:工場の方と話すときはもちろんロシア語を使われるんですか?
K.T:はい、そうです。乾燥機の仕組みについて伺う機会があった際に、一人だったので苦労しました。
K.A:上司のサポートはなかったんですか?!笑
K.T:一人でした。私に一人で話す機会を与えてくださったのだと思います。担当者も大陸貿易の主要な仕入先の方で、優しかったですし、なんとかなりました。
K.Ar

木材部門の雰囲気はどんな感じですか?

S.Y:若手から中堅のメンバーは集まると賑やかで、コロナ禍の前はみんなで夕飯に行って、そのままボーリングしたり、カラオケに行ったりしてました。
O.T:業務中はオフィス静かだけど、意外と社外交流は活発だよね。私は前職はサラリーマン全然関係ない仕事だったから、入ったときは会社の人って勤務中はこんなに喋らないんだと驚きましたね。
K.A:先ほどボーリングとおっしゃってましたが、何人くらい参加したんですか?
S.Y:行ける人がその日に集まってという感じだったんだけど、10人くらいの人が来たんじゃないかな?
O.T:誰かが、駐在するとか、帰ってくるとかでコロナ前はなんやかんや集まってましたもんね。
S.Y:新入社員の二人は入ってから、ご飯行ったりしたことあるの?
K.A:大人数ではないですけど、個人個人でお誘いしていただくことはありましたね。
K.Ar:そういえばK.T先輩にまだ奢ってもらったことないですね笑
K.A:そんなこと言うな笑
K.T:・・・
O.T:コロナも相まって上司側も昔ほど気軽に誘いにくいのかもしれないね。だから自分が来たかったり、給料日までお金がない時とかは、ご飯食べさせてくださいと言ったら、多分断る人はほとんどいないんじゃないかな。自分から誘ってみたらいいんじゃない?

やりがいや喜びを感じることはなんですか?

S.Y:お客様から、納品してもらえて助かりました!と言っていただけたときですね。それを特に強く感じたのは去年の夏のウッドショックのとき。その時期はアメリカや中国に日本が木材を買い負けていて、さらにコンテナの輸送状況も悪かったので、アイテムがなかなか回ってこなかったんです。でもお客様の先にはさらにお客様がいて、その人たちのためにも家を建てなきゃいけないから、材料は絶対納めなきゃいけない。そんな状況でやっと入荷したアイテムを納品できたときは、お客様にありがとう、とても助かります、と言ってもらえてとても嬉しかったです。
S.Y:それから3年前に「木材ツアー」という日本のお客様30人とロシア国内の工場を視察する大陸貿易主催のイベントがあったんです。私もアテンドさせてもらったんですが、その際もたくさんのお客さんから「ロシア国内に幅広いネットワークがあるのを目の当たりにできて驚きました。大陸さんは本当に心強いです!」って言ってもらえて、大陸貿易の社員でよかったなとを感じましたね。
O.T:販売してると直にお客さんに喜んでもらえる場面がありますよね。でも仕入はそれがないんですよ!笑 販売担当者からあれ持ってこい、これを持ってこいと言われて、現地からはそんなのできないと言われて、板挟みでやってられないとなる時があります笑。

今後やりたいことはありますか?

K.T:7月から営業の仕事があるのでまず目の前の仕事を頑張っていきたいですね。でも営業だけしてては他の人とは変わり映えしない。だから他のスキルも身につけたいですね。今はシステム構築を勉強中です。
S.Y:現地の工場で駐在員として張り付いて、より品質の高い商材をつくりたいです。
他にも私は女性なので、例えば将来結婚とか出産のようなライフイベントがあるかもしれないですが、それに左右されずに仕事を続けていきたいです。
O.T:木材・機械以外にももっと業種を広げたいですね。大陸貿易は企画書をかいて提出したら検討してもらえます。これまでに得た利益を生かしてもっと新しいことをできるのではと思います。
K.A:貴重なお話ありがとうございました!